不動産流通実務検定スコア・インタビュー掲載のお知らせ
こんにちは。
福山市の宅建マイスター、杉野です。
先日、公益財団法人不動産流通推進センターが実施する「不動産流通実務検定”スコア”」において、受検者インタビューを受けさせていただきました。
この度、そのインタビュー動画と記事がセンターのWEBサイトに公開されましたので、ご報告させていただきます。
数ある名だたる企業様の中から、当社を選んでいただき大変光栄に感じております。
■ 記事・動画はこちらからご覧いただけます
変容する不動産取引と「実務対応力」の重要性
インタビューの中でも触れましたが、不動産をめぐる取引の難易度は、年々高まりを見せています。
宅建業法をはじめとする関連法令の改正は毎年のように行われ、激甚化する災害への対応、増加する所有者不明土地・空き家問題、コンプライアンス意識の高まり、そして多様化する消費者ニーズなど、私たち実務家が直面する課題は複雑さを増すばかりです。
これまでは「現況有姿」や「契約不適合責任免責」といった一言で片付けられていた場面もありましたが、それでは問題を将来に先送りするだけであり、根本的な解決にはなりません。
今の時代に求められるのは、「問題の原因をいち早く察知し、それを解決可能な課題へと昇華させる実務能力」だと確信しています。
「スコア」を通じて自分の経験を拡張する
「スコア」は、同センターに寄せられた膨大なトラブル事例や最新のノウハウに基づいて構成されています。
これを学ぶことは、個人の限られた経験を大幅に拡張し、網羅的かつ深掘りされた仲介実務を体得することに繋がります。
私自身、この学びを通じて物件調査における新たな切り口を得ることができました。
何年実務を積んでも「まだ知らないトラブル事例がある」という事実は、常に身を引き締めるきっかけになります。

デスクのそばに置き、いつでも手に取れるようにしているテキスト
「暗黙知」から「形式知+α」の時代へ
かつての不動産仲介は、いわゆる「勘と経験」が物を言う「暗黙知」の世界でした。
しかし現在は、知識や経験が共有される「形式知」の時代へと移行しています。
さらに将来は、AIの進化によってデジタル化された膨大なデータが「知の泉」となり、誰でもどこでも高度な知識にアクセスできる時代がやってきます。
そうなれば、暗黙知の領域は必然的に小さくなり、「形式知 + アルファ(人間ならではの判断力やホスピタリティ)」が問われる時代になります。
2025年9月には、国土交通省と業界6団体によって「宅地建物取引業リスキリング協議会」が設立されるなど、業界全体で学び直しの機運がかつてないほど高まっています。
今この波に乗って学び続けるかどうかが、5年後、10年後の立ち位置を左右すると言っても過言ではありません。
最後に:地域のお客様のお役に立つために
ぜひこの機会に、皆さんも「リスキリング(学び直し・学び増し)」を始めてみませんか。
学ぶことで得られる新しい気づきは、毎日の実務を確実にアップグレードしてくれます。
私も一人の実務家として、学び続けた知識をここ福山の地で実践し、目の前のお客様のお役に立てるよう精進してまいる所存です。


