経営理念と業績は両輪!セミナー参加で気づいた経営の原点

こんにちは。

福山市の宅建マイスター、杉野です。

本日は「理念とは何か」について考える、5時間にわたるセミナーを聴講してまいりました。

今回は、そこで得た学びと気づきを共有させていただきます。 

判断の軸となる経営理念と、日々の業務との間で感じた課題

 当社は、「不動産を通して関わる全ての人に笑顔と人間愛を届ける」という経営理念を、昨年に策定しました。お客様や取引先様との関わりの中で自分自身の立ち居振る舞いに迷いが生じたときには、毎回この理念に立ち返って自分自身を見つめ直すようにしています。こうすることによって、毎回難しい局面で判断を迫られることがあっても、判断の軸がぶれることは少なくなったと感じています。

 

 しかし、理念策定から約1年が経過する今、日々の業務に追われていると、目先の利益や短期的な成果を追い求めている自分がいるのではないかと思うときも出てきました。理念は変わりませんが、私自身を取り巻く環境やお客様の求めるニーズは日々変化します。そこで、再度理念について学びなおし、戦略にまで落とし込むことの大切さを感じ、今回の5時間セミナーに参加いたしました。 

「経営なき理念はたわごと」 セミナーで突き刺さった言葉

 5時間にわたるセミナーで講師が一貫して伝えていたのは、理念も大切だが、経営をしっかりやって業績向上を目指さないと意味がない、ということです。講師はこれを「経営なき理念はたわごと」という言葉で表現していました。経営=業績ととらえれば、業績が向上していないのに理念(夢や理想)を語っていては経営者として失格だということです。理想の姿を追い求め、なかなか成果の出ていない私に刺さる言葉でした。 

それは本当に「お客様のため」か?独りよがりの理想への気づき

 つい先日も別の勉強会の機会があり、企業の差別化とは何かを考えたことがあります。それは、「自分の考えている差別化は本当にお客様にとっての差別化になっているのか」という問いです。この時の問いと照らし合わせると、私が理想と思ってお客様に提案する商品やサービスがお客様のニーズに合致していないと、理念だけを追いかけて成果に繋がらないという事態が起こりえます。まさに「たわごと」を言っているに過ぎない、ということです。 

おごりを捨て、真にお客様の課題解決に向き合う決意

 今回のセミナーによって、自社の理念が本当にお客様の課題解決に繋がっているのか、そして業績向上に繋がっているのかを改めて確認する必要があると痛感いたしました。どこか、「理念を作って最高のサービスを提供しているのだから、これでお客様の支持も得られるだろう」というような、おごりや慢心があったのかもしれません。これではいけないと、改めて感じました。

 

 もう一度私自身の立ち居振る舞いに問題がないかどうか、学びが足りているのかどうかを再確認しながら、最も大切なお客様の課題解決に向けて、自社の商品・サービス内容の見直しを進めていきたいと思います。

 

 今回のセミナーは今の私にとって、まさに受けるべくして受けることのできた貴重なセミナーでした。ありがとうございました。

 

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