物件案内心得 ~居住中編~

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

今回は、居住中の不動産をお客様がご見学する際に、売主様に知っておいていただきたいことを3点、ご紹介させていただきます。

 

一戸建てやマンションを売却する時に、居住中の物件をお客様にご見学していただくケースが多数あります。

売主様にとっては、見ず知らずの人をプライベートな空間に招き入れるのはちょっと抵抗があるな・・・と感じると思いますが、逆に、見に行くお客様にとってもストレスを感じているものです。

そのため、基本的にはいかに、ご見学されるお客様のストレスを軽減して、快適に過ごしていただけるか、ということに成約の成否がかかっていると思います。

それでは何に気を付けるのか、順に見ていきます。

1.生活臭を無くすこと

セルフホームステージングの記事でも取り上げましたが、人は匂いに対して敏感で、見学全体の印象を大きく左右する原因となります。

少なくとも見学の1時間前からは換気を行い、爽やかな空気で室内をリフレッシュしておくことをお勧めします。

 

特に注意したいポイントは、玄関キッチン含めたリビング洗面室浴室、そして、トイレ、です。

玄関を入っていきなりカビ臭かったり、リビングに入ると食事の匂いが残っていたりすると、大きなマイナスポイントとなります。

ほのかに香るフレグランスを置いておくことも効果的ですから、意識するようにしておいてください。

関連記事「簡単セルフホームステージングのすすめ」

2.整然と整頓しておくこと

ちょっとしたことではありますが、ダイニングテーブルやキッチンの天板上に、リモコンや調理器具などをそのまま放置していないでしょうか?

もしくは、床にお子様のおもちゃ、カバン、洗濯後の洋服など、出しっぱなしにしていないでしょうか。

 

私は見学の始まる時間のちょっと前にご自宅へと伺うのですが、売主様と一緒に、物入にしまえるものは収納したり、小物類は整然と整頓したりして、可能な限り室内をスッキリとさせます。

見学日は数日前から決まっていることが多いので、その日に合わせて、売主様ご自身に少しずつ片づけていただくこともあります。

あくまでも売却しているのは自分自身なのだという気持ちを持っていただけると、より熱心に物件をひき立たせようという気持ちになりますし、気持ちよくお客様をお迎えできると思いますよ。

3.見学中、外出していただくこと

これは売主様にご負担をかけてしまうようになるのですが、私が専任でご依頼いただく際には、可能な限り、ご見学の時間だけ、売主様に外出していただきます。

具体的にはご見学が始まる30分前には外出をしていただいて、見学終了後、ご自宅に戻ってきていただくようにしています。

 

それはなぜかと言うと、お客様の室内での滞在時間を極力延ばすためです。

自分が見学する立場になって考えてみるとよくわかると思いますが、売主様が目の前にいらっしゃる中でご見学するというのは、気持ちの落ち着かないところがあります。

場合によっては3分くらいで室内を全部見学して、一言「ありがとうございました」と言って帰られるお客様もいます。

2,000万円とか3,000万円という住宅を購入するのに、たった数分の見学では、決まるものも決まらないと思いませんか?

 

しっかりと時間を使って見学をしていただき、さらにはリビングのテーブルに着座してお話をしてから帰っていただくと、物件の成約率が非常に高まります。

場合によってはご見学時間が1時間を優に超えることもあるのですが、これは売主様が快適な環境を提供していただけるため、叶えられることです。

また、売主様を前にしては聞けないような質問(これは、価格交渉が一番多いのですが、価格の話をする人は本気です)も、本音トークでお話しできるようになります。

 

たった数分で決めていただけるお客様というのは、営業の観点でみると、正直、大変ありがたいことだと思います。

しかし、たくさん時間を使って見学をして、たくさんお話をして疑問点を解消して、その結果購入された方が本当に喜んでいただけるのを見ると、この仕事をしていて良かったなと、私自身幸せな気持ちになれます。

売主様にとっても、心から満足された方に大切な不動産をお譲りできるのは、とても素敵なことではないでしょうか。

大切なのは、おもてなしの心

私は不動産を輝かせるために様々な専門的アドバイスをすることができますが、そのほとんどが、売主様のご協力の下で叶えられるものです。

居住中の不動産売却で一番大切なことは、お客様をおもてなししようという、売主様のお気持ちです。

私のブログでは何度も言っておりますが、不動産を売却しているのは売主様自身ですから、まずは自分で、来ていただけるお客様をしっかりとお出迎えしようという気持ちになってください。

そのお気持ちが強ければ強いほど、より良いご縁渡しに繋がると、私は確信しております。

全身全霊で売主様の売却をお手伝いさせていただきますので、二人三脚で、不動産売却をしっかりと成功させましょう!

 

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当社では売却不動産を鋭意募集中です。

売主様に寄り添い、買主様に寄り添い、社会に寄り添い、関わる全ての方が幸せになれるような不動産取引を心がけています。

売却をお考えの方はぜひ、不動産売却のコンシェルジュ、杉野までお問い合わせください。

 

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【2022年7-9月期】中古戸建流通価格は堅調に推移

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

前回記事にて、中古マンションの流通価格を掲載いたしましたので、本日は中古戸建の流通価格をまとめたものを掲載いたします。

(→2022年7-9月期の中古マンション流通についての記事『ますます下がる、福山市内中古マンション流通価格』※2022年10月1日投稿)

 

四半期 中古マンション 中古戸建

2019年

7-9月

2,245 1,675
10-12月 2,071 1,747

2020年

1-3月

2,429 1,777
4-6月 2,101 1,628
7-9月 2,283 1,498
10-12月 2,141 1,833

2021年

1-3月

2,137 1,752
4-6月 2,000 2,044
7-9月 1,948 2,131
10-12月 2,109 1,908

2022年

1-3月

1,957 1,938
4-6月 1,842 2,054
7-9月 1,570 1,956

 

※リフォーム済み物件や、収益物件、オーナーチェンジ物件は単純比較できないため、含めていません。

 

中古マンションと比較して、中古戸建の流通価格は2,000万円前後で堅調に推移しているように見えます。

私の推測ではありますが、2021年1~3月頃からのウッドショックにより高騰した新築住宅価格に釣られる格好で、中古戸建も価格が高止まりしているのではないかと考えています。

ところで、住宅の壁などに使用される北米産木材はすでに値下がり幅が広がっており、そこにアメリカの住宅ローン金利の上昇が追い打ちをかける形で需要が減り、供給がだぶついているようです。

現在は歴史的円安のため、日本に輸入される価格は値下げ分を圧縮してしまっているとのことですが、今後は、新築戸建も中古戸建も徐々に値下がりするのではないかと予想しています。

(※出典:日経新聞10月6日付)

流通価格が高止まりしているから高く売れる!わけではありません

よくある不動産のインターネット広告では、「中古戸建市場が過熱しており、あなたの不動産が高く売れるチャンス!」とか書いてありますが、どのケースでもそういうわけではありません。

確かに、多数の不動産取引の中から数字だけを拾い出すと、そのような傾向にあるとは思います。

しかし、よく考えていただきたいのは、不動産は個別性が非常に強く、売り方や見せ方によって簡単に成約価格が変動してしまうということです。

 

「隣の住宅が高く売れたから自分の家も高く売れるはず」とか、「景気が悪いからよほど安くしないと売れない」と、安直に考えるのは止めて、とにかく専門家の意見をよく聞いてみることをお勧めします。

不動産の専門家とは、もちろん、私たち、まちの不動産屋さんです。

地域に根差し、取引の現場を何度も経験している地元の不動産会社だからこそ、実際の相場観や、チャレンジ価格なども具体的にご提案できるものです。

ぜひ、不動産売却や資産活用の方法をご検討される時には、地元不動産会社の専門家にご相談してみてくださいね。

 

▼本記事を読んでいる方には、こちらの記事もお勧めです。▼

 

関連記事①

2030年、福山市のマンションは4割が老朽化?

関連記事②

福山市内の中古マンションと中古戸建の流通価格を比較しました

関連記事③

2022年9月21日発表の基準地価は、福山市南部が値上がり傾向

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当社では、不動産流通価格を正確かつ客観的に分析する、独自の査定システムを構築しております。

そして、想定相場、売り出し価格、チャレンジ価格等をじっくりと検討し、お客様の利益と満足度を最大化することを得意としています。

目指す姿は、一流ホテルのコンシェルジュのような、真の不動産サービスマンを目指しています。

皆様からのお問い合わせを、心よりお待ち申し上げております。

 

売却をお考えの方はぜひ、不動産売却のコンシェルジュ、杉野までお問い合わせください。

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ビジネスと日常生活の拠点に『ローズマンション』

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

本日はビジネス、そして日常生活の拠点となる、南本庄の『ローズマンション』を掲載いたしました。

収納できる上吊り引き戸を備えており、広々リビングの1LDKへと姿を変えることもできる、可変式マンションです。

詳しい物件情報は、こちらのページからご覧いただくことができます。

詳しい情報は下記リンク先からもご覧いただけます。

 

↓↓物件紹介ページ↓↓

【ビジネスと日常生活の拠点・可変式2LDK・ローズマンション】

→その他物件情報はこちらからご覧いただけます。

 

 

※物件情報は2022年10月17日現在のものです。すでに売約済みの場合にはご容赦くださいませ。

※内部の動産物(カーテン・家具・食器等のインテリア類)は価格に含まれません。

神辺バイパスすぐそば・神辺町下御領フルリフォーム住宅

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

本日は、寒い冬でも快適に過ごせる、高断熱フルリフォーム住宅を掲載いたしました。

神辺町下御領に立地する本住宅は神辺バイパスすぐそばにあるため、井原市や福山市北部の方、両方のエリアでお探しの方にお勧めできます。

詳しい物件情報は、こちらのページからご覧いただくことができます。

 

 

詳しい情報は下記リンク先からもご覧いただけます。

 

↓↓物件紹介ページ↓↓

【神辺バイパスすぐそば・神辺町下御領のフルリフォーム済み4LDK一戸建て】

→その他物件情報はこちらからご覧いただけます。

 

 

※物件情報は2022年10月14日現在のものです。すでに売約済みの場合にはご容赦くださいませ。

不動産会社の選び方 ~ウェブサイト編~

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

今回のテーマは、「ウェブサイトから見る、不動産会社の選び方」という内容です。

特に、県外にお住まいで、福山市内の住宅を相続した、もしくは入居者が高齢のため施設に入所して空き家になった、何もしていない遊休地があるが遠方のため放置している、という方にぜひ一度目を通していただきたいテーマです。

 

不動産売却を考えたとき、一社、もしくは数社に売却を依頼するようになるわけですが、実は福山市内だけでも不動産会社は400事業者以上あります。

お知り合いの方に不動産会社、もしくは不動産関係者の方がいらっしゃれば、適切なアドバイスをしていただけるかと思いますが、そうではない方がこの400社の中から選ぶことはなかなかハードルが高いことです。

さらに言うと、私のように不動産を事業としてやっている者でさえも、鹿児島県、福井県、奈良県など、縁戚関係や知人のいない県外不動産会社ともなると、正直どこに言うべきか、さっぱりわかりません。

県外在住者の方で、なおかつ知り合いも少ないとなると、依頼先を選定するのは非常に難易度が高いことが想像できます。

 

そこで、本記事では多くの方がスマートフォンやパソコンで目にするであろう、ウェブサイト(ホームページ)から、依頼する際の判断目安になるものを3つ、ピックアップしてご紹介させていただきます。

早速見ていきましょう。

1.ウェブサイトの「最終更新日」

ウェブサイトはある種、運営事業者の在り方を映す鏡と言えます。

不動産会社であれば新着の不動産情報であったり、ブログで不動産知識であったりを、ウェブサイトを活用して掲載している所が多いでしょう。

ところが、この更新日が何カ月も前(半年以上)にストップしている、下手をすると1年以上放置されているケースが意外と多いものです。

ウェブサイトとあわせて、SNS(Facebook、Twitter、Instagram等)がきちんと更新されているかも、確認してみましょう。

不動産は情報産業ですから、情報がこまめに発信されているかどうかによって、仕事への取り組み方、姿勢が見えてくるように思います。

2.物件情報の「写真」と「コメント」

これは端的に言うと、営業担当者の売却に取り組む姿勢を表すものとなります。

お客様からお問い合わせをいただけるような、物件の魅力を引き出す写真とコメントになっているのかどうか、しっかり確認してみましょう。

曇りや夕方の暗いときではなく、きちんと晴れた明るい日に写真が撮られているか、室内の写真は整理整頓されているかどうか、実際に見てみることをお勧めします。

せっかく素敵な住宅や土地であっても、写真が魅力的でなければ、問い合わせをしてみようと思いませんよね。

 

さらに、写真と一緒に、お勧めコメントも必ず掲載されているはずなので、同時に確認してみてください。

もしも、コメントがたった数行で、以下のようなキーワードしかない場合、要注意です。

「陽当たり良好」

「風通し良好」

「閑静な住宅街」

皆様も不動産広告でよく目にしたことがある単語ではないかと思いますが、これは悪く言うと、物件に対して何も考えていません。

さらに言うと、そもそも物件を見たことが無いスタッフが、撮影された写真だけで判断して掲載したものとも考えられます。

 

せっかく売主様から物件の魅力や住み心地を直接聞くことができるのですし、実際に現地で周辺環境を含めてよく観察できるのですから、そのことをアピールできるコメントを考えることも、不動産営業に託された使命だと、私は考えています。

 

写真については、過去記事でも詳しく触れていますので、そちらをチェックしてみてください。

過去記事これは残念・・・物件の魅力を落とす、サゲ写真7選

3.文章や数字の「誤字脱字」

3つ目にして基本原則に立ち返るようですが、先にも述べたとおり、ウェブサイトは事業者の姿を映す鏡です。

想像してみていただきたいのですが、もしも事務所にゴミが落ちていたり、埃がたまっていたりすると、当然掃除をしてきれいにしておくと思います。

ウェブサイトはデジタル上の会社であり事務所ですから、誤字脱字があれば当然、掃き掃除をするかのようにきちんと訂正されるべきでしょう。

 

意外と多いのが、土地面積や売買価格の数字間違いという、初歩的なケアレスミスです。

人間なので間違いがあるのは当然ですが、それを放置しているのを見ると、大切な資産である不動産をきちんと扱っていただけるのか、疑わしく思ってしまいますよね。

日本語としておかしくないか、明らかな数字の間違いがないか、気にして見てみて下さい。

おまけ.Googleマップのクチコミは参考になるのか

皆様も飲食店や美容室などを探そうと思ったときに、Googleマップで検索をした経験があると思います。

その時に、「クチコミ」を参考にした、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

「クチコミ」は5段階評価ですが、個人的な意見ですが、悪い評価ほどコメントされやすいものだと思っています。

人は普通の経験をしても他人と共有しようと思わない性質ですから、非常に素晴らしかったか、酷かったかの両極端になりやすいものです。

そのため、クチコミ評価が低いからこの不動産会社は良くない、とすぐに判断できるものではないので、ここは慎重になった方が良いかもしれません。

しかし、クチコミ件数が多い企業は、それだけクチコミをお願いできるお客様がたくさんいるということですので、お客様の集客力が高いとみても間違いはないでしょう。

「集客力が高い=販売機会が多い」つまり、不動産の早期売却や高額売却に繋がりやすい、ということとなります。

そういう観点から、一つの参考にしても良いのと思います。

 

(とはいえ、あまりにたくさんの低評価があれば、そういう会社だとも言えるかもしれませんが・・・)

この記事まとめ

以上、3選(プラスおまけ)ですが、あくまでも目安としてお考え下さい。

どのケースでも当てはまるものではありませんし、逆に、ウェブサイト等が無くても非常に信用できる不動産会社ももちろんあります。

ただし、インターネット上で商品を売り買いするのが当たり前の世の中ですから、不動産業界においても、ウェブサイトの情報の質が相対的に高まっていることは間違いありません。

これから不動産売却をお考えの皆様は、依頼先を選ぶ時の一つの目安としてみてください。

 

今回はウェブサイト上での不動産会社の選び方を書きましたので、機会があれば別の視点での選び方も、ブログ化したいと思います。


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「いずれ不動産を売却しよう」「貸家や駐車場として賃貸したい」など、当社では不動産全般のご相談をお受けしております。

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簡単セルフホームステージングのすすめ

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

最近は、福山市内でも「ホームステージング」をする住宅が増えてきました。

【ホームステージング】一戸建てやマンションを販売する際に、室内に家具やインテリア、照明を配置することで、写真映えを良くしたり、実際の現地で使用感をイメージしていただいたりして物件をアピールする手段の事。

 

実際に、何もない空間と、ホームステージング後を比較した画像があるので、ご覧になってみてください。

【ホームステージング前の何もない空間】

 

【ホームステージング後】

 

何もない空間を写した写真よりも見ごたえがありますし、ちょっと見てみたいな、というワクワク感が出てきませんか?

しかし、このような本格的な「ホームステージング」は数十万円規模のお金がかかるため、資金力のある企業が行うならまだしも、個人で行うのは現実的に難しいと思います。

そこで今回は、費用を”あまり”かけることなく、簡単に誰でもできる「セルフホームステージング」についてご紹介させていただきます。

1.徹底的に掃除

私のブログで何度か取り上げていますが、物件を販売するということはお客様をお出迎えするということです。

埃ぽかったり、キッチンに油汚れがついていたりすると、お客様に良い印象を抱いていただくことは不可能です。

それに、ピカピカになると、他の場所も美しくしたいと思う効果もあるため、まずは徹底的に掃除をすることを心がけてください。

2.切れている照明の交換

素敵な照明器具を用意する必要はありません。

ただし、切れている照明や明らかに他と比べて暗くなっている照明があれば、それはすぐに交換しましょう。

一番良いのは非常に明るい白色LED照明にすることですが、1台当たりの費用が数千円~一万円かかりますので、蛍光灯の交換だけでも十分です。

お客様は晴れた日中を狙ってやってくるわけではありませんから、曇りの日でも夕方でも夜でも、いつでも見学ができる状態にしておきましょう。

3.新しいスリッパと、ラックの用意

スリッパは不動産屋さんが持ってくると思っていませんか?

基本的にはそうなのですが、私達が持ち運ぶのは携帯しやすい薄めのものがほとんどです。

私がおすすめするのは、少し重くて厚みのあるスリッパを、専用ラックに置いておくことです。

専用品を用意することで、お客様をお出迎えしているという姿勢をアピールする狙いもあります。

 

バルコニーやベランダ用にも用意しておくと、なおよいでしょう。

もちろん、玄関にはその他のプライベートな靴や、サンダルは収納して、スッキリ感を演出しましょうね。

4.ホテルライクな厚手のタオル

トイレ、洗面室、浴室に、使い古してすり切れたタオルを置いていないでしょうか。

それもどこかの粗品でもらったような、薄いベージュや薄水色の、タオルというよりも手ぬぐいと言った方が良いようなものを。

 

お客様は特に水回りを見るのですが、清潔感の有る無しが、しっかりとタオルにも表われています。

特に昨今は衛生観念が高まってきていますので、この機会に全て新しいものに交換した方が良いでしょう。

普段使わなくても、用意しておいたものをその時だけ交換すればよいのです。

5.印象を大きく左右する、フレグランス

人は匂いによって、初めてあった人の印象を大きく左右してしまう傾向があるそうです。

詳しい調査結果があるわけではありませんが、これは住宅にも言えると私は考えています。

玄関がカビ臭かったり、リビングが食事後の匂いで満たされていたりすると、素直に言うと、いや~な気持になります。

 

案内前に換気をして匂いを消しておくことは前提としても、さらにそこに、爽やかな柑橘系のフレグランスを置いておくことをお勧めします。

強く甘い香りは、人によって逆効果となりますから、若干感じる程度が良いかと思います。

ドラッグストアで販売しているものは香りのきついものが多いので、雑貨店で販売している、見た目にもお洒落なものを選んだほうが良いでしょう。

《売却力セルフチェックの"すすめ"》

以上、今回は5つのポイントをご紹介させていただきました。

費用が全く掛かるわけではありませんが、2~3万円の投資が、簡単に数十倍に膨らんで返ってくるのが不動産の仲介取引です。

その他にも細かい点がありますので、続きは後日、記事を書いていこうと思います。

 

現在、不動産を売り出し中の売主様は、この機会に自分の物件がどのように販売されているのか、セルフチェックをしてみてください。

簡単チェック方法として、ご自身の物件がどのように販売されているか、不動産広告(チラシやインターネットサイト)を見てみることをお勧めします。

写真の写り映えはどうか、室内はどんな状態で撮影されているか、見やすい写真かどうか、一つずつチェックしてみましょう。

もしも、写真の移りが汚かったり、雑然としていたりすると、実際のご案内に繋がらないだけでなく、案内をしても良い結果にならないことは簡単に想像できます。

 

あくまでも販売をしているのは売主様ご自身ですから、まずは自分で不動産を磨こう、素敵にしようと思ってください。

その気持ちをしっかり応援してくれて、専門的なアドバイスをしてくれるのが、良い不動産担当者だと私は思います。

セルフホームステージングと同様に、ぜひ一度、不動産売却力のセルフチェックをしてみましょう。

 

▼本記事を読んでいる方には、こちらの記事もお勧めです。▼

関連記事①「物件撮影の心構え~準備編~

関連記事②「これは残念・・・物件の魅力を落とす、サゲ写真7選

関連記事③「物件撮影の心構え~撮影編~

 

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当社では現在、売却不動産を積極的に募集中です。

本記事にご興味を持っていただいた方は、お気軽に下記ご相談フォームよりお問い合わせください。

不動産売却は売主様との二人三脚ですから、一緒に肩を組みあって、不動産売却というゴールを目指し一歩ずつ進んでみませんか。

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変わる福山、繋ぐ世代『ヒューマンズ野上』

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

本日は都市の形が大きく変わろうとしている「野上町」のビンテージマンション、『ヒューマンズ野上』を掲載いたしました。

循環型社会のトレンドである、世代を繋ぐリフォーム済みマンションです。

詳しい物件情報は、こちらのページからご覧いただくことができます。

 

詳しい情報は下記リンク先からもご覧いただけます。

 

↓↓物件紹介ページ↓↓

【『変わる福山、繋ぐ世代』福山中心のビンテージマンション・ヒューマンズ野上205号室】

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※物件情報は2022年10月8日現在のものです。すでに売約済みの場合にはご容赦くださいませ。

福山市内中古マンションの平均販売期間『116日』

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

中古マンションを購入希望のお客様は口々に、「マンションは売れやすい」とおっしゃられます。

私自身もそう思うのですが、では果たしてデータとしての販売期間はどうなのか、気になり調べてみました。

今回は福山市内で流通する中古マンションの、販売期間について迫ってみます。

(関連ブログ:ますます下がる、福山市内中古マンション流通価格

 

2022年9月30日時点で販売中の中古マンション

調査方法は単純です。

レインズ、そして各不動産ポータルサイトへ広告開始した時期から、2022年9月30日時点までにおいて、広告掲載の有無で販売期間を計算しております。

一般的には成約時点で広告掲載終了となるためです。

(ただし、中には成約しているにもかかわらず、客引きのために掲載したままの、悪しきおとり広告もあります)

 

販売期間

件数

3カ月以内

(販売開始~90日以内)

40件

3~6カ月以内

(91日~180日以内)

19件

6~9カ月以内

(181日~270日以内)

13件

9~12カ月以内

(271日~360日以内)

7件

1年超

(361日以上)

10件

合計

89件

 

上表が2022年9月30日時点において、福山市内で流通する居住用中古マンション89件を、期間別に集計したものです。

(※賃貸中などの収益物件は除く)

販売開始から3カ月以内の中古マンションが一番多く、次第に件数が減っていることがわかります。

グラフ化するとした図のようになります。

 

 

3カ月を超えたあたりから一気に件数が減っていることが良くわかりますね。

これには2つの要因が考えられます。

 

まず1つ目は、媒介契約の期間です。

媒介契約というものはマンションを売るために売主様と不動産会社が結ぶ契約なのですが、契約期間(=販売期間)を3カ月以内にするのが一般的です。

そのため、通常はこの3カ月以内に成約するような販売スケジュールを組み立てることが一般的となっています。

媒介契約の種類は、『一般媒介契約』『専任媒介契約』『専属専任媒介契約』の3種類があり、3カ月を超えない範囲で媒介契約期間を設ける規定があります。

※更新可能

 

そしてもう1つが、住み替えのタイミングです。

ご存じの方も多いと思いますが、マンションの所有者様は最初から住み替えを前提とした方が多いです。

典型的な例として、子どもが小さいときはマンションで、次第に大きくなってきてマンションが手狭になると一戸建てを新築する、というような感じです。

 

一戸建てを新築される方は、「半年後には新築住宅の引き渡しを受けるので、それまでに売却先が決まっていないといけない」、という方もいらっしゃいます。

そのため、3カ月経過するころには売却先を決め、心理的に落ち着きたいと思われる方も多くなることは、私自身も実務上経験しています。

 

以上の2つの要因から、3カ月程度で売却しているケースが多いのではないかと考えられます。

《平均116日》一方で、販売期間1年超は、全体の『1割超え』

それでは、中古マンションの平均的な販売期間はいったい何日でしょうか。

売主様として気になるのは、いくらで売れるのか、そして、いつまでに売れるのか、の2点であると思います。

売却開始から1年以内のデータを基とすると、平均した販売期間は『116日』となり、『約3.8カ月』となりました。

おおむね、3カ月程度と言っても差し支えなさそうです。

 

ところでなぜ、1年以内をベースにしたかというと、1年を超えると非常に期間が延びる傾向があり、データを歪めることとなる可能性があるからです。

先の表にもありましたが、販売期間が1年を超えている中古マンションは、9月30日時点で89件中10件、意外にも、全体の1割以上もあります。

最長では2年を超える物件もあり、おおむね3カ月以内に売却している中古マンションが多いことを考えると、非常に長期間であると言え、平均を計算するには適さないと判断しました。

(※私は統計学については入門カリキュラムを触った程度の知識であるため、ご指摘がありましたらお知らせください)

 

改めてですが、この数字はあくまでも成約期間ではなく、現時点で販売開始から何日経過しているか、という販売期間の平均であることを強調しておきます。

今後、データの積み重ねによって、面白い傾向を探ることもできるかもしれないので、これからも継続していきたいと思います。

また、実際に成約するまでの期間については、調査の上で改めて、ブログ化を考えています。

 

売り出しから3カ月を一つの目安に

先に挙げた通り、中古マンションの売却はおおむね3カ月を目安に検討をしていきましょう。

当社ではケースによりますが、次の三期間にスケジュールを区分けし、売主様と綿密に販売戦略を検討したうえで、売却スタートしていきます。

 

1.チャレンジ価格期間(1カ月程度)

2.相場並み提案価格期間(2カ月目)

3.最終売り切り価格期間(3カ月目)

 

これはあくまでも一例であり、実際には売主様のご意向を十分反映したうえで、決定をしております。

この中で最も大切なのは、やはり、最初の「チャレンジ価格期間」です。

このスタートダッシュをいかに上手く売り出しできるか、という点が、私達プロの不動産仲介業者の腕の見せ所であると言えます。

当社では中古マンションならではの不動産売却方法を、数多く試してきました。

独自の事例やノウハウを基として、売主様の利益最大化を目指したいと思っています。

何よりも不動産売却は、売主様と私の二人三脚です。ともに不動産売却というゴールを目指して、一歩ずつ前進していきましょう。

皆様からのお問い合わせを、心よりお待ちしております。

 

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収納アイディアが詰まった、フルリフォーム4LDK一戸建て

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

本日は4LDK一戸建てのフルリフォーム住宅を掲載いたしました。

生活するうえで一番気になる水回り設備は全て新品交換済み、また、外壁塗装屋根塗装まで行われており、防水性能も向上しています。

また、キッチン横のパントリーや2階の小屋裏収納などの収納スペースが充実しております。

詳しい物件情報は、こちらのページからご覧いただくことができます。

詳しい情報は下記リンク先からもご覧いただけます。

 

↓↓物件紹介ページ↓↓

【水呑町洗谷地域・フルリフォーム済み4LDK一戸建て・駐車場2~3台分】

→その他物件情報はこちらからご覧いただけます。

 

 

※物件情報は2022年10月3日現在のものです。すでに売約済みの場合にはご容赦くださいませ。

都市機能が集積する沖野上エリア『エメラルドマンション沖野上』

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

本日は病院、商業施設、公園等の都市機能が集積する沖野上エリアの中古マンション、『エメラルドマンション沖野上』を掲載いたしました。

平成初期に建築されたマンションで古さは感じますが、3LDKだった間取を2LDK+WIC大胆リノベーションするなど、機能性と快適性が飛躍的に向上しています。

昨今需要が増えてきているペット対応マンションでもありますので、愛犬家、愛猫家の皆様にもお勧めできるマンションです。

詳しい物件情報は、こちらのページからご覧いただくことができます。

 

 

詳しい情報は下記リンク先からもご覧いただけます。

 

↓↓物件紹介ページ↓↓

【エメラルドマンション沖野上402号室・平成初期のリノベーションマンション】

→その他物件情報はこちらからご覧いただけます。

 

 

※物件情報は2022年10月2日現在のものです。すでに売約済みの場合にはご容赦くださいませ。

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