ますます下がる、福山市内中古マンション流通価格

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

10月に入りました。

前回のブログにて、中古マンションの販売動向を取り上げたのですが、2022年7-9月期での動向を見てみようと思います。

(→前回記事はこちら『福山市内の中古マンションは2020年から値下がり傾向』※2022年9月10日投稿)

 

感想からお伝えすると、中古マンション市況はずいぶん及び腰になってきている、というのが率直な感想です。

こちらの表をご覧ください。

四半期

平均価格

(万円)

面積単価

(万円/㎡)

2020年

4-6月

2,101 28.02
7-9月 2,283 29.82
10-12月 2,141 27.83

2021年

1-3月

2,137 28.93
4-6月 2,000 26.12
7-9月 1,948 27.23
10-12月 2,109 27.81

2022年

1-3月

1,957 27.74
4-6月 1,842 25.33
7-9月 1,570 23.23

 

上の表は、福山市内にて、新規で販売開始された中古マンションの価格を、四半期毎に平均化したものとなっております。

※リフォーム済み物件や、収益物件、オーナーチェンジ物件は単純比較できないため、含めていません。

※前回ブログと数字が若干異なるのは、価格変動情報を含めていないためです。

 

まずやはり目を引くのが、表一番下、2022年7-9月期の平均価格「1,570万円」という値です。

価格が低くなりがちな、1Rマンションや旧耐震マンションが市場に出たという要因はありますが、しかし、従来と比較しても極端な下がり方ではないかと思います。

 

次に、面積単価にも注目をしてみましょう。

【面積単価】というものはマンションの販売価格を、部屋の専有面積で割ったものです。

例えば販売価格2,280万円で専有面積75.00㎡であれば、面積単価30.40万円/㎡となります。

部屋の広い、狭いに左右されずに客観的に価格比較ができるため、相場感を比較するうえで便利です。

※土地の坪単価と考えると、わかりやすいかと思います。

こちらも2022年7-9月期で落ち込み、23万円/㎡台の数字を出しています。

グラフ化したものが、下図となります。

視覚化すると、流通価格の落ち込みの激しさが改めて浮き彫りとなりました。

コロナ禍前は福山市内の中古マンションは非常な人気ぶりで、価格が高騰する現象も起きていたのですが、ここに来て販売価格の落ち込みが目に見えてはっきりしてきました。

あくまでも平均価格を単純計算して求めたものであるため、福山市内でマンションは高く売れなくなったという結論を出すのは早計ですが、これまでのような強気価格で売りに出せる状況にないことはまず間違いないでしょう。

今後、マンションは高く売れない・・・?いいえ、方法があります。

では今後、福山において中古マンションは高く売れなくなっていくのか・・・というと、私はそうではないと思います。

確かに流通価格は下がってきている印象ですが、その中でも、相場よりも高く売れているマンションが存在することも確かです。

なぜそのようなことが起きるのかと言いますと、それは、私達プロの販売戦略によるところが一番大きいのです。

販売戦略というのは、売り出し価格の設定、想定される販売期間のスケジュール、広告方法、現地案内方法、クロージング等々の、販売にかかわる全ての要素をミックスしたものです。

 

詳細は改めてブログ化しようと思っておりますが、マンションは売却機を逃すと、販売期間が長期化する傾向にあります。

2022年9月30日時点において、1年以上売れていないマンションは、なんと、全体の1割以上も存在します。(※当社調べ)

マンションが空き室であれば無駄な修繕費や管理費、固定資産税を支払わなくてはならず、売主様の負担が増えるばかりです。

そうならないためにも、マンションの売却は、マンション売買に精通した不動産会社のスタッフへとご相談されるのが一番です。

 

当社ではマンションをはじめ、不動産売却のノウハウをたくさん積み重ねてきております。

さらには、福山市内の不動産市況を常にデータで追っているため、数字に裏打ちされた客観的な売却方法のご提案が可能です。

売却をお考えの方は、当社の無料査定相談を受けてみてください。今すぐ売らないという方でも歓迎です。

皆様からのお問い合わせを、心よりお待ちしております。

 

不動産売却をお考えの方は、不動産売却のコンシェルジュ、杉野までお問い合わせください。

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物件撮影の心構え~撮影編~

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

前回、『物件撮影の心構え~準備編~』ということで、物件撮影に至るまでの準備について簡単にご紹介をさせていただきました。

物件を撮影する前には人を撮影するのと同じで、(不動産の)お化粧が必要ですよ、というお話です。

 

不動産の写真はまずお客様の目にアピールされる大切な情報なので、ここを妥協しているとそもそもお問い合わせの獲得に繋がらず、みすみす売却機会を逃してしまいかねない、非常に大切なものです。

今回は実際の撮影の方法について、当社で良く行っている方法を皆様にご覧いただきたいと思います。

撮影その①「水平・室内の真ん中」

まずは基本動作というところで、被写体を水平に撮影をする、というところです。

え、そんなこと当たり前じゃないか、と思われる読者の方が多いかと思われますが、不動産の写真は斜めに撮影された写真が意外に多いのです。

(詳細はこちらをご覧ください)

スマホやデジカメで撮影する場合、このように縦横の三本線を表示することが可能です。

この線を目安に、壁や天井、柱で水平をとり、きれいでまっすぐな写真を撮影することが可能となります。

もう一つのポイントとして、撮影カメラを、おおよそ床と天井の真ん中で撮影する、ということです。

室内をより広く感じられる効果があるため、目測ですが、床から1.1~1.2Mの位置にカメラを構えています。

撮影その②「三脚を使用」

鏡のある洗面室や浴室では、こちらの写真のように、カメラ用の三脚を使用します。

 

理由はただ一つ、撮影者(自分)を鏡に映り込ませないため、です。

不動産写真は当然、お部屋やその設備が主役ですから、わき役であるカメラマンが写り込まないことが大前提です。

三脚を使用して正面から撮影をした方が、室内の様子がよりよくわかりますし、何よりも見た目がスッキリするため、私は好んでよく使います。

撮影その③「ベランダ(バルコニー)から室内撮影」

これはぜひ、皆様にも知っていただきたい撮影方法です。

特にマンションでは大変有効ですし、すぐに取り組めるような内容です。

それは、ベランダ(バルコニー)に出て、バルコニーから室内を撮影する方法です。

 

この撮影の良いことは、太陽を背にするため、逆光になりやすい室内を明るく撮影ができるという点、そして、室内をさらに広く感じさせる効果があるという点です。

下の写真のように、室内から室内を撮影をする方法よりも、広々とした空間を撮影することができます。

<室内から室内を撮影>

<バルコニーから室内を撮影>

広いリビングが、より一層広く感じられることが、比較するとよくわかっていただけると思います。

この記事のまとめ

以上、誰でも簡単にできる撮影のポイント3つをご紹介させていただきました。

記事を執筆しながら思いましたが、物件の魅力を引き出す写真を撮影するには、やはり、不動産に対する愛が必要であるということです。

私が現場で撮影する時間はおおよそ1時間、枚数にして300~400枚の写真を撮影するのですが、あっという間に時間は過ぎていきます。

 

「この住宅はこのような方に購入していただけたらいいな」、「このマンションはこんな使い方が良いな」と、次に住む方を想像しながら撮影をするのです。

それは想像力であり、そして、不動産愛に繋がっているのだと、私は考えています。

 

物件撮影シリーズをまとめて読む方はこちらをどうぞ。

1.『物件撮影の心構え~準備編~』

2.『これは残念・・・物件の魅力を落とす、サゲ写真7選』

 

もしも現在販売中の物件で、なかなか売れずに困っているということがあれば、原因の一つは写真の写り映えにあるかもしれません。

お悩みがある方は、いつでも当社にお問い合わせください。

他社で売却中の方でも、無料、秘密厳守にて物件売却力の診断をすることが可能です。

皆様からのお問い合わせを、心よりお待ちしております。

 

不動産売却をお考えの方は、不動産売却のコンシェルジュ、杉野までお問い合わせください。

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都心の暮らしを享受できるペット対応マンション。『ルミナス延広アバンセーヌ』

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

本日は福山市中心部にありながらゆとりあるマンションライフが送れる中古マンション、『ルミナス延広アバンセーヌ』を掲載いたしました。

JA山陽本線福山駅徒歩8分、80㎡超4LDKの広々とした間取が魅力的な、ペット対応マンションです。

最近の新築マンションにはペット対応マンションが増えてきていますが、中古マンションではまだまだ流通数が少なく、貴重な物件であると言えますね。

詳しい物件情報は、こちらのページからご覧いただくことができます。

 

 

詳しい情報は下記リンク先からもご覧いただけます。

 

↓↓物件紹介ページ↓↓

【ルミナス延広アバンセーヌ・東南角部屋・ペット対応マンション】

→その他物件情報はこちらからご覧いただけます。

 

 

※物件情報は2022年9月26日現在のものです。すでに売約済みの場合にはご容赦くださいませ。

開業第1号のご成約。すべての皆様に感謝申し上げます。

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

所有者様からテナントの募集をご依頼いただいておりました川口町一丁目の店舗付き住宅ですが、この度すてきなご縁がありまして、本日ご成約となりました。

所有者様、借主様、仲介業者様、その他関わっていただいたすべての皆様に、まずは厚くお礼申し上げます。

 

 

賃貸物件でも売買物件でもどちらでも感じますが、所有者様の感性に近い方が部屋を借りたり、住宅を購入したりしているように思います。

几帳面な大家さんであれば几帳面な借主様が、心の優しい所有者様であればやはり心の優しい方が、引き寄せの法則みたいなものが働いているのではないかと、感じることがたくさんあります。

今回も初めて所有者様とお会いした時には、「このように丁寧な方が決めてくれるのではないか」と、勘みたいなものが働きましたが、全く予想どおりでした。

所有者様自身、良い方と巡り合えたことを、大変喜んでいただけたように思います。

 

おかげさまで当社開業第1号の賃貸借契約となりました。

改めて、関わっていただいている全ての皆様に感謝申し上げます。誠にありがとうございます。

このご縁を一生忘れることなく、引き続き、皆様のお役に立てるように努力を続けてまいります。

最後にちょっとしたご連絡

当不動産事務所は不動産売却のコンシェルジュと言っている通り、不動産売買が専門です。

しかし、可能な限り貸店舗や貸事務所、貸アパート募集のお手伝いもさせていただいておりますので、賃貸であってもお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

国家資格である「賃貸不動産経営管理士」に登録した専門家が、皆様のご期待に愛をもってお応えいたします。

 

お問い合わせは電話、もしくはEメールが便利です。

よろしければ、下記フォームよりお問い合わせくださいませ。

皆様からのご連絡をお待ちしております。

【お問い合わせフォーム】

TEL 084-959-3831

2022年9月21日発表の基準地価は、福山市南部が値上がり傾向

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

9月21日に基準地価が発表されました。

不動産関係者のみならず、日本の景気動向を不動産価格で示すものであるため、毎回大きなニュースで取り上げられています。

この基準地価とは都道府県が主体となって行う土地価格の調査でして、「都道府県地価調査」と呼んでいます。

以下、国土交通省のHPより引用です。

 

【都道府県地価調査とは】

国土利用計画法施行令第9条にもとづき、都道府県知事が、毎年7月1日時点における標準価格を判定するものです。

土地取引規制に際しての価格審査や地方公共団体等による買収価格の算定の規準となることにより、適正な地価の形成を図ることを目的としています。

 

簡単に解説すると、不動産取引は大根や白菜のように頻繁に売り買いするものではなく、さらには比較する対象も少ないため、「国が基準となる土地価格を決めて公表をしますので、国民の皆さんも参考にしてください」、ということとなります。

 

なぜ7月1日時点での調査なのかと言いますと、もう一つ似たような調査として地価公示、という制度がありまして、これは1月1日時点での価格を調査するものとなっています。

年に1回では急激に変動する地価に対応できないので、1年の最初と真ん中の2回体制で調査しましょう、ということです。

福山市の用途別基準地価

用語解説は以上としまして、本題の福山市内の基準地価の様子についてみていきたいと思います。

調査結果は用途別に「住宅地」「宅地見込地」「商業地」「工業地」「林地」の5種類に分けられますが、福山市には「林地」の調査地点がないため、前記4種類が該当します。

以下、表にまとめたものとなります。

 

住宅地 宅地見込地 商業地 工業地 合計
調査地点

40

1

17

4

62

平均価格

44,700円

(58,400円)

14,700円

(14,700円)

117,700円

(219,200円)

42,400円

(43,100円)

64,000円

(104,100円)

前年増減率

-0.1%

(-0.3%)

-2.0%

(-2.0%)

+1.6%

(+0.7%)

+1.1%

(+1.5%)

+0.4%

(0.0%)

出典:広島県ホームページ『令和4年広島県地価調査の結果について』より作成

※(括弧)内数字は広島県全体

※ 林地は除外

 

 

「商業地」「工業地」が全体をけん引している様子ですね。

それでは私達に身近な「住宅地」にスポットを当ててみたいのですが、福山市では「住宅地」の総地点40か所の内22地点が、前年から変動無しか、マイナスでした。

一方で、前年からの比較で価格が1%以上増加した地点は7地点あります。

増加率が高い順番に、上位7地点を表にしたものがこちらです。

調査地点

価格

前年増減率 単価順
多治米町四丁目

83,800円/㎡

277,000円/坪

2.320% 3
西新涯町二丁目

74,500円/㎡

246,300円/坪

2.055% 9
木之庄町一丁目

85,000円/㎡

281,000円/坪

1.796% 2
瀬戸町地頭分

41,900円/㎡

138,500円/坪

1.453% 18
北吉津町三丁目

86,200円/㎡

285,000円/坪

1.412% 1
松永町三丁目

64,800円/㎡

214,200円/坪

1.250% 10
春日町六丁目

74,600円/㎡

246,600円/坪

1.084% 7

 

※㎡単価ではなじみが薄いため、下段で坪単価表記を加えています。(0.3025で割って、十の位を四捨五入)

 

 

上位2地点が2%超えですが、どちらも福山市南部エリアでした。

最近、福山市南部の地価が非常に高まってきているように感じますが、基準地価にもその兆しを見ることができたと思います。

参考までに、表の一番右端の数字は、2022年の住宅地に関して、地価の高い順に並べた際の順番を表しています。

 

 

ちなみに、福山市内の全基準地点(商業地や工業地も含む全用途)で最も価格が高いところは、NTT西日本のビルがある地点です。

価格は380,000円/㎡、1,256,200円/坪ということでした。

つい最近までドコモショップがありましたが、8月末で移転したみたいですね。

基準地価と不動産広告の乖離

ところで、今回の基準地価ですが、不動産広告の価格と全然違う!?と思われた方もいることと思います。

基準地価は土地取引の際の目安となるように作られていますが、あくまでも目安のため、絶対的な数字ではありません。

そのため、現に当社がある東川口町周辺では、坪単価40万円(!)に到達するような売土地もあります。

多治米町や西新涯町の基準地価と坪単価10万円以上の乖離がありますが、人気エリアになるほどに基準地価よりも高くなる傾向にあると思っていた方が良いでしょう。

(当然、その価格で売れるかどうかは別問題です。)

 

今回の記事では不動産査定に重要な、基準地価について取り上げてみました。

別の機会では、地価公示についても取り上げて、もう少し話を展開していきたいと思っております。

 

 

 

当社ではただいま売却不動産を募集中です。

本記事のような基準地価、そして当社独自のデータベースを活用した客観的な査定を強みとしております。

当社のデータベースの分析結果をご紹介したブログ記事はこちらをご参照ください。

【福山市内の中古マンションと中古戸建の流通価格を比較しました】

 

【福山市の中古マンションは2020年から値下がり傾向】

 

【2030年、福山市のマンションは4割が老朽化?】

 

不動産の売却をお考えの方はぜひ、不動産売却のコンシェルジュ、杉野までお問い合わせください。

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不動産業界に向いている人、活躍する人の特徴3つ

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

今回はYoutubeに、「不動産業界に向いている人、活躍している人の特徴3つ」ということで、私の一人インタビューを掲載しました。

最近タイムパフォーマンス(略してタイパ)を意識しているせいか、倍速再生すると丁度よいスピードで聞くことができます。

私の動画は基本的に倍速再生をお勧めしております。

 

さて、今回の内容ですが、特徴として次の3つを挙げさせていただきました。

 

1.人の役に立ちたいと思っている人

2.周囲の人は皆、仲間だと感じている人

3.自己犠牲をしない人

 

詳しい内容は動画にて見ていただけるとうれしいのですが、今回の動画は不動産の営業指南をするような内容ではありません。

私たちはいかに、不動産業を通じて幸福をお客様にお届けすることができるか、それができている人たちの考え方(マインド)はどのようなものであるかについて、お話ししております。

(この記事の最後になると若干方向性が変わります)

 

1番の「人の役に立ちたい人」というのはほとんどそのままの内容ですが、2番と3番が少し特殊ではないかと思っています。

不動産業界は少し不思議な世界でして、昨日の敵は今日の友、という言い方が正しいかどうかはわかりませんが、一組のお客様を巡って協力することもあれば、競争することもあり、ビジネスの良きパートナーであったりライバルであったりを毎日繰り返しています。

 

残念ながら、時と場合によって態度を大きく変える担当者が、この小さな福山商圏内でも存在していることは確かです。

私の経験則ですが、どのような立場であっても態度を変えず、常に公平で、正しい仕事をしている人ほど、たくさんの仕事を依頼されているように見受けられます。

 

これは実は、対お客様に対しても言えることです。

お客様の様子次第(具体的に言うと住宅ローンが組めるかどうか)で言葉使いを極端に変えたり、情報を与えなかったりするような営業担当者は、やはりビジネスの面で成功しないでしょうし、何よりも自分自身の人生によくない影響を与えるのではないかと思います。

 

最近は日本人の人権意識の低さも取りざたされるようになってきました。

基本的人権として、お客様の知る権利というものは当然守られるべきものでありますが、まだまだこの不動産業という特殊な業界では十分、知る権利というものがいきわたっていないように感じてしまいます。

 

最後の、自己犠牲をしない人。

これは、これからの日本で恐らく最重要なのではないかと思います。

『営業=長時間労働・サービス残業』という負のイメージがいまだに付きまとう日本社会ですが、お客様のため、という大義名分のもと全てが正当化されてしまっているきらいがあります。

 

お客様の要望だから当たり前。

上司の命令だから当たり前。

いつの間にか、自己犠牲をすることが当たり前だと思っている人が大勢いるのではないでしょうか。

私はまず、自分自身が幸福でなければ、目の前のお客様に幸福をお裾分けできないのではないかと考えています。

 

お金を寄付するには少なくとも自分の生活が送れるほど稼いでお金が手元にないのといけないのと一緒で、幸福の寄付をするにしても、自分自身の幸福値が最低レベルに達していないといけないと、考えられないでしょうか。

自己犠牲をする人は、自分の幸福をさしおいてお客様に奉仕をしようとするのですが、ただでさえ少ない幸福値を削ってしまうと、基本的な生活さえ送れなくなることは想像に難くありません。

やはり、自分自身も幸福であり、なおかつ余裕をもってお客様や取引先の業者様に対応ができるのが本来望まれることであると思います。

本記事のまとめ

昨今、流行しているSDGsの中には、「人権」の項目が含まれています。

その人権は従業員やお客様、取引先様、さらにその先の従業員や家族にまで及びます。

これからの不動産業界においても、人権意識の高い会社がお客様に選ばれるようになっていくと思いますし、やはりその基盤となる従業員一人一人の考え方というのは、ますます非常に重要になっていくことでしょう。

 

『不動産業界に向いている人、活躍する人』というのはつまり、人権意識の高い人、という言葉に集約されるのではないかと思います。

当初の話を逸脱してきましたが、一人一人の考え方、人権意識の向上が、この不動産業界をより良いものにしていくと私は信じています。

 

 

 

 

 

当社は今のところ私一人ではありますが、ありがたいことに、私を応援してくださる仲間がたくさんいます。

その仲間たち全員で、不動産売却というゴールに向かって、お客様と一緒に二人三脚で歩んでいきたいと考えています。

ぜひ私と一緒に、納得のいく不動産売却を成功させましょう!

当社についてよりよく知りたい方は、下のリンクをご参照ください。

【当事務所についてのご案内】

 

売却をお考えの方はぜひ、不動産売却のコンシェルジュ、杉野までお問い合わせください。

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福山駅徒歩8分・ミニマリストにお勧めなリフォーム済み1LDKマンション。

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

本日はミニマリストな方にお勧めできる中古マンションを掲載いたしました。

福山駅徒歩8分、福山市中心部に立地する、1LDKのダイアパレス東町です。

詳しい物件情報は、こちらのページからご覧いただくことができます。

水回り設備をはじめ、室内の目に入る箇所はほとんどリフォームされた、いわゆるフルリフォーム済みマンションです。

44㎡の1LDKと少し小ぶりな間取ですが、単身の方、二人世帯の方にはちょうど良いサイズ感ではないでしょうか。

詳しい情報は下記リンク先からもご覧いただけます。

 

↓↓物件紹介ページ↓↓

【JR福山駅徒歩8分・フルリフォーム済みマンション・ダイアパレス東町】

→その他物件情報はこちらからご覧いただけます。

 

 

※物件情報は2022年9月17日現在のものです。すでに売約済みの場合にはご容赦くださいませ。

福山市内の中古マンションと中古戸建の流通価格を比較しました

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

前回のブログで、福山市内の中古マンションが値下がり傾向であることを記事にしました。

過去記事はこちらからご参照ください。

一般的に「マンションの方が高く売れる」と、このようにお考えの方が多いため、今回は中古戸建(中古住宅)の流通価格がどのように推移しているのか、当社の過去データを基に推移を追ってみたいと思います。

集計方法は前回同様に、レインズ等の各インターネット情報に掲載されている不動産データを四半期毎に集計したものを使用しています。

それでは早速、中古戸建の集計データがこちらとなります。

今回のデータとしては1970年以降に建築された住宅を対象としていまして、マンションと同様にリフォーム済み住宅は除外しています。

そして、この表だけではわかりにくいため、グラフにして視覚化したものがこちらです。

2020年の4~9月にかけて落ち込みが見られますが、そこからは次第に値上がりしている傾向に見えます。

ここで、前回の中古マンションのグラフを重ね合わせてみてみましょう。

赤線が中古マンション青線を中古戸建を表しております。

ご覧のように、中古マンションと中古戸建の価格差がだんだんと縮まり、2021年4~6月期からは中古戸建の方が高くなっている傾向にあります。

もちろん、中古戸建はタイミング的に非常に高額な不動産が売りに出るなどの要因で価格を押し上げることがありますので、一概に中古戸建は高く売れているということを表すグラフではありません。

以上の結果を踏まえた個人的な感想

正直に申し上げると、私の予想とは真逆でした。

従来はマンションは高く売れるというある種の定説のようなものがありましたので、このように中古戸建の方が高い価格で推移しているというのは意外でした。

しかし先ほども挙げたように、ある特殊な事情が価格を押し上げているということは十分に考えられます。

一方で、当たり前のように、「マンションだから高く、戸建だから安く」という常識を少し変えた方が良いかもしれないと思う、きっかけにはなったかなと感じます。

次回以降では、中古戸建の建築年数や間取などからも、より詳細なデータを基として、福山市の中古戸建流通の実態に迫ってみようかと思います。

 

 



 

当社ではただいま売却不動産を募集中です。

本記事のような、これまでに蓄積された当社独自の不動産データを基とした査定システムを強みとしております。

また、不動産を通じた人間愛を実践するため、このような思いで事業をしております。

【杉野伸不動産事務所について】

 

売却をお考えの方はぜひ、不動産売却のコンシェルジュ、杉野までお問い合わせください。

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福山市・8月の新規物件供給数【中古戸建・中古マンション】

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

本ブログでは、福山市内の不動産新規供給数が毎月何件あるかを調査して、結果を公表していこうと思います。

調査方法は、スマイミー、スーモ、アットホームに毎日掲載される中古戸建と中古マンションの新規登録物件を、

目で見て毎日Excelに落とし込んでいます。

それでは、2022年8月の新規供給数はこちらです。

 

中古戸建:50件

中古マンション:20件

合計:70件

 

そして、過去4年間(2019年~2022年)の新規供給数を、表とグラフ化したものがこちらです。

 

 

全体の供給件数はおおむね平均的ですが、中古マンションの供給数が昨年から増えてきている印象でしょうか。

単月では全体の動向をとらえきれないため、近日中に数か月スパンでの動向も集計してみようと思います。

 

不動産の売却は検討の開始から実際の引き渡しまで、半年から1年という長期にわたることがあります。

8月に新規で供給されている物件も、実際には2022年の春先ごろから検討されている方が多いかと思われます。

不動産売却は長期間に及ぶことがあるため、計画がおありでしたら、まずは簡易査定等で現在価値を把握しておくなど、

早めのご検討をお勧めしております。

 

当社では日頃から不動産のデータ収集に努めており、データに基づいた不動産の売却提案を行っております。

不動産売却のご相談は、不動産売却のコンシェルジュ、杉野までお気軽にお問い合わせくださいませ。

これは残念・・・物件の魅力を落とす、サゲ写真7選。

こんにちは。

不動産売却のコンシェルジュ、杉野です。

 

物件広告を眺めていると、これは残念だ・・・と感じる写真に出会うことがしばしばあります。

スマートフォンのディスプレイ性能が向上したことで、非常にきれいで高精細な写真を見ることができるようになったのですが、

その分、映える写真そうでない写真との明暗がはっきりと分かれるようになってきました。

 

今回はそんな映えない写真のお手本を撮ってまいりましたので、順番にご紹介をさせていただきましょう。

気分を盛り下げ、購入意欲も下げてしまうので、「サゲ写真」と個人的に呼んでいます。

1.見る人を暗くする、無照明写真

サゲ写真の代表格が、このような無照明写真です。

電灯器具がついているにもかかわらず、スイッチを入れずに暗がりの中で撮影するとこうなります。

窓を背にしているため、逆光で余計に暗く感じますね。

このような写真がポータルサイトにサムネイル表示されていても、見てみたいと思わないでしょう。

2.あなたの家ですか?とっちらかり写真

一体全体、どうしてこうなってしまうのでしょうか。

そこに靴箱があるにも関わらず、しまうことなくありのままの姿で撮影されています。

ちょっと腰をかがめて、せめてきれいに揃えるくらいすればよいと思うのですが。

面倒くさいのでしょうね。

3.写ってはいけない物がそこには・・・指写り写真

左上、気になってしようがないです。

目の上のたんこぶと同じくらいの邪魔ものです。

これは極端な例ですが、ちょっと写り込んでいるだけでも気になります。

掲載写真を選ぶときに、これは指が写っているからダメだと思わなかったのでしょうか。

4.これは何ですか・・・虚無写真

薄暗い白い壁と、若干写る机といすらしきもの・・・

よく見ようにも、情報が少なく、しかも暗いため、何を撮影したのかさっぱりわかりません。

虚無を映しているとしか思えない写真は気分をサゲてしまいますね。

5.首が痛くなりますよ。斜め写真

まっすぐに構えて撮影するという、基本的な発想はなかったのでしょうか。

それとも何かに追われるように急いで撮影してしまって、斜めになってしまったのでしょうか。

雰囲気はわかりますけど、なんだかやっつけ仕事のように思えてしまいます。

6.赤ちゃん目線?意味のないローアングル写真

これは赤ちゃんに訴求したかったのでしょうか?

それとも愛犬のために自らも同じ視線になってみたかったのでしょうか?

何かテーマがあるのならいいですが、意味のないローアングル写真は部屋の様子がわからないため、写真の無駄遣いに終わります。

7.こんにちは。

もう少し気を遣うことはないのでしょうか。

正面に堂々と撮影者が映っています。

撮影者ならまだしも、なんと世の中には売主様がみごとに捉えられた物件写真も存在します。

撮影の際の配慮は、不動産の取り扱い方にも投影されるものです。

 

以上の7選、いかがだったでしょうか。

物件の写真撮影は私達不動産仲介業者の担当者が行っていることがほとんどで、私も含めて素人が撮影しています。

そのため、写真の出来栄えは非常に個人差が現れますので、今回のブログのようなサゲ写真がたくさん出回っています。

大切な不動産ですから、やはり、物件写真も美しく、映えるように撮影するべきだと私は思っています。

 

別の機会では、私が問い合わせ獲得のために行っている映え写真の撮影方法を、ご紹介できればと思います。

それでは今回もお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

不動産売却のご相談は、不動産売却のコンシェルジュ、杉野までお気軽にお問い合わせくださいませ。

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